これだけは気をつけて!!音大受験で気をつけてほしい事
こんにちは。現在音大に在学しています。さとりです。
私が大学受験から入学後にかけて、大事だなと思った事をまとめておきます!
これだけは気をつけてほしい!音大受験まとめ
◯行きたい大学の教授を予め決めておく、出来ればレッスンを何度か受ける
大学に入ってから変えられるから〜 と、あまり考えずに決めてしまうと、あとあとかなり大変です。
音楽の世界はとても狭く、音楽に関わる関係ならどことの縁も崩してしまうのは危険!と音大に入ってから強く感じました。
先生を変えたいという相談は勿論自分の師事している先生にするのですが、先生も人間ですのでプライドが少なからず(寧ろ多い)あります。
彼等に一対一で あなたではない先生に変えたい と伝えるには、どう言葉を選んでも難しい。
門下に凄い子が居るから!すぐに生徒にしてくれると言ってくれたから!
と決めてしまって、入学してから違和感しかない4年間を過ごすのはかなり勿体無いです。
もちろん先生を変える事は可能ですが、場合によっては先生同士の関係を崩しかねなかったりもするので、ここはかなり慎重に決めて欲しい、と思います。
◯受験期間は乾燥&寒い!手指の保湿を徹底的に
寒い時・乾燥がすごい日はあかぎれなどを起こしてしまう人も多いですよね。
私はあかぎれになった事がなく、そこらへんは全く気にしていなかったのですが、なんと受験1週間前に突然指先(爪の間)が、ものを触らないくらいに赤く腫れ上がり痛くなってしまったんです。
原因は、乾燥でした。 完全になめていた…
そんな最悪の場合に至ってしまっても大丈夫。
1本の指につき、絆創膏を2枚、痛む爪先の部分に貼ると、驚くほどに痛みは消え、鍵盤に触れる事ができます。
本当にあの時は人生が終わったかと思いました。
絆創膏貼れば痛みは消えますが、絆創膏を通しての打鍵の感覚はやはりいつもとだいぶ違うので、保湿をして痛くならないようにしておく事をおすすめします。
◯雪で電車が遅延!?会場までは早めの行動を
受験当日はすごく寒かったり、場合によっては雪が降っていることもあります。
直前まで家で練習して会場に向かいたい…
と、不安でギリギリまで家に居たい気持ちも分かるのですが、大体冬の時期は電車が遅延します。
大体の大学が直前練習のために短時間練習室を貸してくれるので、今までの努力を信じて定刻より前に着く事を優先しましょう。
◯どうあがいても寒い!念入りな防寒対策を
・直前まで羽織れるコート(足元まであると良)
・マフラー
・手袋
・ホッカイロ
・飲み物
この5つは必ず持っていく事をおすすめします。
ヒーターはあってもやっぱり寒い。
緊張している上に寒さで身体が強張っては、尚更成果を出せないので、身体を温かく保ってください。
服装は、女性は黒のワンピース 男性はスーツ又は制服が主です。
たまにドレスのようなスカートを履いていたり、カラフルなワンピースを着ている方も見かけます。
知り合いはとてもカラフルな服装で受けて芸大に入学したので、服装は点数には入りません。
自分の第一印象をどうみせたいか、という事を考えるのはかなり大切です。
◯当日のピアノはスタインウェイ?
当日は、どのような響きのピアノで弾くのか、をある程度把握していると、メンタル的にも良いと思います。
大学によっては、ベートーヴェンをベーゼンドルファーで弾かせる、という大学もあります。
大体の大学はスタインウェイを使用していると思いますが、リサーチが可能な場合は聞いておく事をおすすめします。
また、弾く会場が分かっている場合はそこで開催されるコンサートなどに足を運ぶと、どのような響きなのかを教授目線で聴く事ができます。
以上が私の音大受験で気をつけたいことでした。いかがでしたか?
普通に準備していれば、意外と大丈夫。
あの時あんなに心身ともに死にそうだったのに、今となっては可愛い思い出です。
何か質問などございましたら、是非コメントください♬
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ではでは